【実例】冬場の給湯器破裂

2024年01月26日

令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復興と、安心した暮らしに戻れることを祈念いたします。

 


年が明け、学生さんの退去日の連絡が入るようになってきました。

そこで、冬場の氷点下になる時期(主に1月~3月)の給湯器破裂の実際にあった事例をご紹介します。

 

(給湯器の破裂とは・・・配管内に留まっている水が凍結により膨張し、配管が破裂すること、電気が通じていれば凍結防止機能が働くようになっている)

 

 

当社で実際にあった給湯器破裂事例①★

 

山形県米沢市(雪⛄が多く冬が厳しい地域)の賃貸マンションに山形大学工学部の学生さんが住んでおりました。

2月に退去されましたが、1月からもうすでに住んでいなかったようで、その時点で

電気の契約も終了されていたようです。当社では解約日翌日から電気の契約をしていましたが時すでに遅し・・・・

数か月後、2階の外壁に設置してある給湯器から水が大量に落ちてきて、破裂している事がわかりました。

給湯器交換代(足場代含む)9万とちょっとかかりました😢

電気の契約のアナウンス、確認不足だったのか?反省の残る出来事でした。

 

★退去とは関係のない実際にあった事例②★

 

山形県山形市の賃貸アパートに住んでいる社会人の方です。

この方、ブレーカーの上がっている部分に傘を掛けておりました。

冬のある日、外泊時に傘が落ちブレーカーも下がり給湯器の凍結防止も

働かず・・・・

定期巡回時に給湯器が設置してある壁面から水がずっと出続けているのを発見、ガス屋さんを呼び、給湯器の破裂がわかりました。

但し、この方の加入している借家人賠償責任保険で保険金が出て助かりました(保険の契約内容による)

以後、「ブレーカーに何も掛けないよう気を付けます」とおっしゃっていました。

 

そこで

 

**退去される方へのお願い**

『どうか、どうか、電気は解約日(鍵を返す日)まで契約を、ブレーカーは下げないで、給湯器破裂●~*します』解約日までは電気の契約にお気をつけください。

 

あくまでも当社で対応した事例ですので、疑問に思う事はご契約している保険会社やガス会社、管理会社にお尋ねくださいね。